|
三国トンネル(みくにトンネル)は、群馬県利根郡みなかみ町から新潟県南魚沼郡湯沢町に至るトンネルである。国道17号を通す。 == 概要 == * バイパス起点:群馬県利根郡みなかみ町吹路 * トンネル起点:群馬県利根郡みなかみ町永井 * 終点:新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国 全長は1,218m。新潟・群馬県境にある三国峠のほぼ真下を通っており、群馬と新潟を結ぶ唯一の一般道である。片側1車線で1957年(昭和32年)2月に貫通し、1959年(昭和34年)6月に開通した。これにより新潟・群馬県境にはじめて自動車が通るようになった。 このトンネルを境に、群馬県側はブラインドカーブの連続する峠道で、新潟県側は緩いカーブと急勾配の連続する線形となっている。尚、トンネル内は群馬県側から新潟県側にかけてゆるい下り勾配となっている。 付近には猿ヶ京温泉がある。 制限幅が2.5m、制限高が3.8mのため、大型自動車同士の離合は困難である。 また、制限高と制限幅の関係から車体寸法に関する保安基準の緩和を受けている車両は通行がほぼ不可能なため、事故などで関越トンネルが通行止めの場合は国道18号などで大幅に迂回が必要となる。 歩行者や自転車の通行自体は可能だが、歩道は設置されていない。 トンネルの開通から55年以上が経過しており老朽化も進んでいる。このため新三国トンネルの建設が行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三国トンネル (国道17号)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|